2015年グラミー賞の「最優秀アルバム賞」での、プリンスのスピーチが素晴らしいので紹介します!
ごく短い文章ですが、印象的です。







 "Albums still matter. Like books and Black lives, albums still matter. Tonight and always."

「アルバムはまだ重要だよ。本や黒人の命の様に、アルバムはまだ重要。今夜も、いつも。」 
みたいな意味のようです。

本当にその通りだと思います。
今はダウンロードなどで、曲ごとに入手したり、曲単位で評価される事が多いと思います。
でも僕は前から、アルバム全体を通して何度も聴かないと、本当の評価は出来ないと考えていました。 
マーヴィンゲイの『What's Going On』に代表されるように、ブラックミュージックは、アルバムを通して一つのメッセージとなっているものが多いです。
サウンドもアルバム毎で考えて作られていますし、曲順や曲の繋ぎ方もきちんと考えて、作られています。
よいアルバムは、全て聴き終わった後に“何か”を感じさせてくれます。
それは、心地よさだったり、感動だったり、もう一度1曲目から聴きたくなる中毒性だったり、アルバムによって様々ですが、決してランダム再生で聴いたり、ベスト盤で聴いてもこの感覚は味わえません。

ブラックミュージックのアルバムには、人種差別や不遇への怒り、悲しみなどがメッセージとして含まれる事も多く、プリンスが「Black lives」と表現したのも、ファーガソン事件(白人警官による黒人少年射殺)などに代表される未だ残る根強い人種差別への警鐘と、それを伝える為にまだまだアルバムは必要であるという意味も含むと考えています。

ファーガソンの事件をうけて、#blacklivesmatter(黒人の命が大事)というハッシュタグが広く使われてるらしいので、Album still matter からのBlack livesは、そういう見方で間違いないと思います。

アメリカは、社会の抱える問題に対してトップミュージシャンが物申す事がよくありますし、それが当たり前のように受け入れられているようです。日本では、あのサザンですら大問題ですからねw


是非とも、ブラックミュージックはアルバムで聴く事を強くオススメします!
欲を言うならCDで買って、アップルロスレスかWAVでiTuneに取り込んで、いい環境(電源、アンプ、スピーカー)で。
そこまでする価値があるくらい、良いブラックミュージック作品は作り込まれているんです!


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