セッションの場では、しばしば「リードシート」というものを使用します。

08
 このような、テーマのメロディなどの主要な部分の五線譜と、コードだけ記載されたシンプルなものです。


全員が曲を知っている事は非常に少ないため、この「リードシート」 に沿ってセッションを進行する事が多いのですが、数ある定番曲のリードシートを全て作成する労力は大変なものになります。

そこで、昔から「リードシート」集が市場に出回っているのですが、これも数が多くて全部揃えるのは大変です!かなりのお金がかかりますし、全て持ち運ぶと鞄はパンパンになってしまいます。

様々な「リードシート」集の中から、おすすめをいくつか紹介します! 




通称「黒本」



納浩一さん著、日本のジャズセッションでは定番中の定番「リードシート」集です。
「1」と「2」があり、ジャズの定番曲を中心に400曲以上が網羅されています。
コードもシンプルで分かりやすく、取っ付きやすいです。
ジャズをやるなら、まず持っておきたい1冊でしょう!





通称「青本」


黒本に並ぶ日本でのジャズ定番「リードシート」集です。
黒本と違って、ページの途中から別の曲がはじまり、次のページにかかっているのは少し見づらいかも知れません。
またこちらは、コードやテーマなど、結構間違っているという指摘もあるようです。






「The Real Book」


元々は違法な出版物のようですが、現在は合法で販売されています。
海外ではこれが主流のようです。

コードは日本で主流のものよりもこちらの方がしっくり来る気がします。
ただし、マイナーコードの「-」や「mi」表記、メジャーセブンスの「maj7」表記、ディミニッシュの「○」表記など、 人によっては取っ付きにくい表記に思えるかも知れません。
あと、「1」と「2」は手書きってとこがやはりマイナス点ですね。
見づらいものは本当に見づらいですw





「The New Real Book」


こちらはかなりコンテンポラリーな曲まで収録されています。
「3」などになってくると、スティービー・ワンダーマーヴィン・ゲイなどのSoul / R&Bの曲も収録されているのが、かなりうれしいですね!

欠点をいうなれば、マイナーとメジャーの表記。
「MA」と「MI」というのは、日本人からしたら本当に勘弁して欲しいですw
 




「セッションハンドブック」 


これはごく最近発売された、坂下貞行さん著の「リードシート」集ですが、選曲が素晴らしいです。
ジャズ以外の曲が掲載されているのですが、王道のスティービー・ワンダーはもちろん、ディアンジェロシャーデー、ノラ・ジョーンズ、スティング、ソウライヴなどなど、様々なジャンルの曲が収録されています!
これさえあれば、ジャズが出来ない人同士でも、様々な曲でセッションが楽しめますし、バンドの初音合わせの時などにちょっと1曲、なんて時にも役立ちますよね!
歌詞が載っているのもありがたいです!

しかし、欠点が結構ありまして、
○楽譜が4小節で1段になっていない部分が結構ある事
○D#、G#などがコード表記として使用されている事(多くのリードシートは、分かりやすさ重視のためF#、C#以外はシャープを使用しない)
○分数コードがやけに多い事
○何故か作曲者順に曲が並んでいる為、曲を探しづらい事 
などなどです。

これからの改良に期待したいのと、はやくVol.2が出て欲しいですね!
第2弾には、どんな曲が収録されるのか楽しみです!

 


紹介した本は全てkey Cのものですが、管楽器などの移調楽器用のものもいくつかあります。 それらはこちらのリンクに揃えましたので、ご覧下さい!
Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr
スポンサード リンク