UjigL9p2IBxLK5D1443155685_1443155847

ジャム・セッションでは、打ち合わせをほとんどせず、色々な人とその場で楽曲を演奏します。 
ですので、大体はある程度お決まりのキーで演奏されるのですが、ボーカルの人が入ったり、そのキーが苦手な楽器の人がいたりすると、曲のキー自体を変更する必要が出てきます。

また、曲の中で転調がある楽曲も沢山あります。

メンバーによって楽曲を決める際に知っておいて損は無いですので、移調が苦手な楽器と得意な楽器を比べてみました!

【移調が苦手な楽器】
○ピアノ
ピアノは、白鍵と黒鍵とがありますが、白鍵だけ弾くと、Cメジャーなんですね。
黒鍵は、全音インターバルの白鍵と白鍵の間を埋めるように配置されています。
ですので、Cメジャーのキーで考えた場合に出来るだけフラットやシャープの少ないキーを好みます。
 
○管楽器
管楽器も、それぞれに得意なキーが存在します。
キー毎に運指が変わってくるので、すらすらと移調するには、キー毎の運指の練習が必要だと思います。
ですので、移調は苦手です。

○クロマチックハーモニカ
クロマチックハーモニカにはスライドレバーが付いており、これを押したり離したりする事で半音含めた12音全ての音を出せる訳ですが、スライドバーを押さずに吹くと特定のキー(おそらくCメジャー)の並びになっていますので、キー毎のスケール練習が必要です。
移調は苦手な部類でしょう。



【移調が得意な楽器】
○ギター、ベースなどの弦楽器
ギター、ベースなどのフレットは、全て一律に半音ずつならんでいます。
ですので、キーが変わっても同じ運指のまま横にずらせばいいだけなので、移調は簡単です。
ただし、開放弦を交えたフレーズの場合は運指が変わってきますので少し難しくなります。

○ブルースハープ
ブルースハープは、キー毎に楽器を変えればそれで対応出来るので移調は簡単です。
キー毎に楽器を買うお金がかかります。
ただし、安いものだと数百円から購入可能です。

○歌、ボーカル、声で音の高さをかえられる楽器
声に運指や指板など存在しませんので、自由に音を出せます!
気持ちよく歌える高さは存在するのでしょうが、高い音はオクターヴ下げて歌えばいいので、理論上は移調は全く苦にならないはずです。
たしかにボーカルがメインの曲では、やはりボーカルの人の気持ちがいいキーで歌って欲しいという気持ちはありますが。


○ドラム
書くまでもありませんが、一応w


○トランスポーズ機能付きの鍵盤楽器
トランスポーズ機能とは、自動で移調してくれる機能の事で、例えば1音高くトランスポーズすれば、鍵盤は「ド」を弾いているのに「レ」の音が鳴っている状態となります。
これは非常に簡単に移調出来るのですが、移調した音に慣れるまでは自分が気持ち悪く感じると思われますし、この機能に頼りすぎると色んなキーのスケールをいつまでたっても覚えられないなど、弊害もありそうです。
あくまで急場にとどめておくべきでしょう!
とはいえ、今やキーボードには標準装備の便利な機能ですね!

【ちょっと良く分からない楽器】
○スティールパン
これは一応規則的に並んでいるんでしょうが、並び方の法則性が良く分からないため、移調し易やすいのか良く分かりません。

↓こういう、特定のキーしか演奏出来ないスティールパンもあるみたいですね。



他にも世界には様々な楽器が存在します!
全部は網羅出来ませんが、基本的にある特定のキーでの演奏がしやすくなっている楽器は移調も難しいです。
逆に、音の並びが特定のキーを基準に作られていない楽器は移調が簡単です。
もちろん経験値にもよりますが、移調しやすい楽器の人は、出来るだけ移調しづらい楽器の人に合わせてあげた方がいいと思います!


これは持論なのですが、移調してしまうと曲の持つ独特の緊張感や美しさが損なわれてしまう事もあります。
曲の事を考えるのであれば、オリジナルキーからあまり移調しない方がいいかも知れません。

他の人の楽器の事、そして曲の事、お互いがもっと理解し合えば、きっとセッションはもっと楽しくなるでしょう!
Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr
スポンサード リンク