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皆さん、ドラムソロって、どんな風に聴こえますか?
また、どういう事を意識して聴いてますか?

「他人のドラムソロが、何を叩いているのか分からなくなる」だとか、「ドラムソロを聴いていると、いつも拍の頭を見失う」なんて方、結構いるんではないでしょうか?

ドラムソロで複雑なフレーズやトリッキーなリズムを入れられても楽しんで聴くことが出来る秘訣、お教えします!
逆に、「聴き手にきちんと伝わるドラムソロを叩きたい!」というドラマーの方も必見ですよ!

フレーズと拍数を合わせながら聴かない
ドラムソロの時、聴きながら手や足などでリズムを取りながら聴いている人を見かけます。
もちろん、演奏に合わせて手や足、体全体でリズムを感じることはとても良いことです。

しかしそのように体でリズムをとる際、ドラムソロの細かいフレーズに対して手拍子などで拍数を合わせに行ってしまうと、ほぼ100%、リズムを見失います!

見失わずにリズムを取るコツは、演奏者の「コアリズム」と自分の「コアリズム」を合わせることです。
細かいフレーズではなく、大きいリズムの波に身をまかせるように演奏を聴きましょう!

「コアリズム」がよくわからない人は、『【グルーヴ考察】その7「コアリズムとエンドリズム〜2種の異なるリズム感覚〜」』をご覧ください。




テーマを歌いながら聴く
セッションを10倍楽しむ!(2)「お決まりのルールを知る」』で書いたように、セッションの曲には、多くの場合「テーマ」があります。

そして演奏者は、その「テーマ」に従ってソロを演奏していきます。
もちろんドラムソロも、その「テーマ」に従って演奏されるべきです。セッション初心者のドラマーだと緊張でそこまで意識が回らないかも知れませんが、セッション経験のあるドラマーならば、かなり高い確率で「テーマ」を意識したドラムソロを演奏してくれます。

ですので、聴き手も「テーマ」がどんな曲なのかを知った上で、「テーマ」を頭に思い浮かべながらソロを聴いてみましょう!

すると、ドラムソロが今までと違った聴こえ方をしてくるはずです。
単なるリズムの組み合わせが、「テーマ」を意識した瞬間にストーリー性や意味を持ち始めます!
 
ジャズという音楽が聴き手側にも一定の素養を必要とするのは、こういう点も非常に大きいと思います。
分かってしまえば簡単なことなんですけど、こういう事はあまり誰も教えてくれませんよね。





上手いドラマーは、コード進行が見える
ドラムソロと「テーマ」を関連づけ出来るようになると、ドラムソロのリズムトリックや細かい音符などが、フレーズ単位で見えてくるようになります。
小節単位で拍を追っていくだけでは、こういう音楽的な捉え方は決して出来ません。

そして、そういう風にフレーズが見えると、上手いドラマーがどのように「テーマ」に対してアプローチしているかが分かるはずです。

上手いドラマーは、ドラムソロだけでコード進行が分かるんです!
もちろん、聴き手が「テーマ」を覚えている事が前提ですし、コード進行と言っても正確には「盛り上がり」「安定感」「浮遊感」など事です。
トニックコードには「安定感」、sus4には「浮遊感」などがありますよね?
上手いドラマーはそれを理解した上でソロを演奏している為、一定レベル以上の素養がある聴き手にはそれが伝わるのです!
 



ドラマーは、ただメチャクチャ叩いているわけではなく、ストーリー性を持ってソロを演奏していますので、是非ともコツを知った上できちんと堪能してあげてください!
セッションを聴くのがさらに楽しくなるはずですよ!
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