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子供の頃から卓越した楽器の技術があったりする子供、地域に一人くらいいたりしましたよね?
そういう子供の事は、“天才”だとか“神童”と呼んだりしていました。

でもそういう子って大体、親が小さい時からお金をかけて習わせていたり、親が本職のミュージシャンだったりと、“特別な家庭”に生まれている、もしくは生まれながらに他の人とは全く違う感性を持った“本物の天才”であるかのどちらかで、一般庶民には縁遠い存在だと思われがちでした。

しかし、Youtubeで世界中の動画を見る事が出来るようになり、音楽輸出大国アメリカの、特に黒人ゴスペル文化を知る事により、“天才”は音楽の土壌が作るものだとハッキリ分かりました!
そして、豊かな音楽の土壌があれば、“天才”は量産されるんです!

次の動画を御覧ください!
 


このドラマーの子、当時10歳だそうです!
ここまで叩けるドラマー、日本にどのくらいいるでしょうか?
ジャンルを限定しないのであれば、プロでもこんなに叩けないドラマーは結構いると思います。
間違いなく日本では“天才”と呼ばれる子供ですね。

驚くべき事に、このような子供は黒人ゴスペル界隈では当たり前のようにたくさんいるようなのです!
この10歳の少年の横に、さらに小さな子供が2人いますね。
この子達も、スティックをもって体で音楽を感じ、思うままに体と手を動かしています。
このように、小さい時から体全体で音楽を感じ、それに合わせて体を動かすという事が、非常に大事なんです。
横でスティックだけ振り回している子達も、数年後にはドラマーの少年くらい叩くようになるでしょう。

もう一つ重要な事があります。
一緒に演奏しているプレイヤーが、ハイレベルで音楽的なプレイヤーである事です!
周りのプレイヤーのレベルが高ければ高いほど良いです。
レベルの低いプレイヤーでも、演奏中はレベルが高いプレイヤーによって一気に音楽レベルを引き上げてくれるんです。個人のレベルが低くても、そのアンサンブル自体の高いステージに身を置く事で、自然とそのステージに順応するようになるのです。

高いレッスン料を払って特別な講師に習う事も良いでしょう。
親がプロミュージシャンならば天才になりやすいでしょう。
しかし、地域にこういう環境がある事が、一番重要だと考えます!



もちろん、ドラマーだけでなく、ギターやベース、鍵盤の少年たちもいます!
やはりとっつきやすい分、動画の数だけで見ればドラマーが多いようです。
単なるジャム・セッションではなく、教会のライブ本番に出演する経験も豊富にあるというのが、本当に素晴らしいですよね!





鍵盤の子なんか、複雑なハーモニーを感覚的に操っています。
こういう複雑なハーモニーも感覚的に操れるようになった後で、音楽の学校で理論を習うそうです。
日本とは全く逆。そりゃレベルが全然違うはずですよね!



紹介した動画は、ブラック・コミュニティにおけるキリスト教の教会ゴスペルという長い歴史のある文化です。
高知でここまでの環境を作るのはなかなか難しいかもしれませんが、月1回のジャム・セッションin高知に参加してくれる人たち(子供、大人問わず)もレベルがどんどん上がっていますし、高知でもこういう文化を根付かせて【音楽の土壌作り】をしていきたいですね!
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