前作『VooDoo』から14年の沈黙を破り、ついにD’Angeloの新作『Black Messiah』がリリースされました。
『Voodoo』に心酔してから数年間、新作を待ち望んでいました!
即予約し、このアルバムを聴く為にスピーカーまで購入し、届いてからもう何度も聴きました。
前作を超えています。
やはり天才でした。
全体的には前作より明るく、取っ付きやすい印象がありますが、聴けば聴くほどハマっていく中毒性は相変わらずです。
今作はD’Angeloがギターに傾倒している事もあり、サウンドは前作よりエッジが効いている印象があります。徹底して『生』にこだわっているため、音の立体感も最高です。
こだわりといえば、「部屋の遠くの方で鳴らしたハンドクラップ」や、「腹かケツかふくらはぎ辺りをペチペチ叩いた音」などがドラムとともにビートを構成しており、それがまた立体的にちりばめられて、心地いいです。
「Really Love」は、JAZZスタンダードのようなメロディを、斬新なテイストで仕上げていてオススメです。
「部屋の遠くの方でハンドクラップ」
「お腹(?)ペチペチ」
一番度肝抜かれたすごい曲はコレ
スライの暴動のようです。
※後記:実はこの曲、本当にSly & The Family Stone(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)の『暴動』収録のナンバー、“Spaced Cowboy”へのオマージュらしいです!
Sly & The Family Stone / “Spaced Cowboy”
絶対に買いです!
是非圧縮していないファイルで、出来るだけフラットないい環境で堪能して欲しいです!