Robert Glasper Experiment(ロバート・グラスパー・エクスペリメント)の『Black Radio』や『Double Booked』にも参加しているHip-Hopアーティスト/ラッパー、Mos Def(モス・デフ)のファーストアルバム『Black on Both Sides』を紹介します。
1999年にリリースされましたが、未だに色褪せない魅力があります。
それは、ラッパーであるのと同時に彼自身ベースやドラムなどの楽器を演奏することで、サウンドへのこだわりがより“生”に向いていたからでしょう。
日本人にもなじみのある、Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)の「Under the Bridge」をサンプリング。
3部構成で地元ブルックリンの事を語った“Brooklyn”
DJ Premier(DJプレミア)プロデュース“Mathematics”
このトラック、たまらないですね!
Q-Tip(Q・ティップ)をフューチャーした“Mr. Nigga”
Niggaは黒人にたいする蔑称ですが、黒人ラッパーは自らよくこの単語を使います。
日本人ならば「糞ジャップ野郎」みたいな感じです。
軽々しく使わないように注意!(使う時もないとは思いますが。。。)
今はYasiin Bey(ヤシーン・ベイ)と名前を変えて本名で活動しています。
しかも現在は南アフリカに移住しています。
本人曰く、「Mos Def」という名前が一人歩きするのが怖かったんだそうです。