黒人グルーヴに近づく為に。
『黒人リズム感の秘密』
この本は凄く役に立ちます!
日本人でありながらアメリカで成功したダンサー、Tony Tee(トニーティー)の著書です。
僕はダンスの事を良く知らないのですが、ダンサーの間では知らない人はいない存在だそうです。
彼の考案した「インターロック」という体幹連動トレーニング。
これはミュージシャンがグルーヴの基礎となる体の動きを得る為に非常に役立ちます。
その言語や文化からか、点でリズムを捉えがちな日本人ですが、この本を読むと、リズムを線、そして円で捉える事が出来るようになります。
ミュージシャンも体を使って演奏するわけですし、自分の体の動きも制御するべきですよね!
この『黒人リズム感の秘密』には、体の緊張と緩和、そして体の動きをしなやかに連動させる方法が書かれています。
この点が、音楽をグルーヴさせる点で非常に重要になってきます!
本に書かれている内容はダンサー向けですが、ミュージシャンでも参考になる事間違い無し!
特にロック系、クラシック系から音楽の世界に入って、ファンクやR&Bなどのブラックミュージックを目指す方は、目からウロコの内容ばかりだと思います。
かなり丁寧に言語化してくれていますし、写真も交えて解説してくれていますので、きっと理解出来る事でしょう!
本で分かりづらい方は、以下の動画も参考にすると良いと思います!
「インターロック」エクササイズ
日本人女性と黒人男性の体の動きの違いが分かると思います。
演奏中の体の動きが黒人男性に近ければ、きっと音楽もグルーヴしているはずです!
トニーティーこと七類 誠一郎さんは残念ながらすでに亡くなっていますが、とても素晴らしい本を遺してくれた事に感謝したいです!
この本を読んで、グルーヴを理解しましょう!