Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)やChristian McBride(クリスチャン・マクブライド)、Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)などとも共演している正統派Jazzトランぺッターでありながらも、D’Angelo(ディアンジェロ)、Common(コモン)、Erykah Badu(エリカ・バドゥ)などのHipHopやSoul系のアーティストからも絶大な信頼を受けている、Roy Hargrove(ロイ・ハーグローヴ)のリーダーアルバム『Hard Groove』を紹介します!
この作品は、The RH Factor(RHファクター)名義として2003年に発売されました。
参加アーティストもとにかく豪華!
D’Angelo(ディアンジェロ)、Common(コモン)、Erykah Badu(エリカ・バドゥ)、Q-Tip(Q・ティップ)、Pino Palladino(ピノ・パラディーノ)、James Poyser(ジェームス・ポイザー)、Meshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)など、他にも各界隈から沢山のアーティストが参加しています。
参加アーティストを見ても分かるように、このアルバムはジャズ/ソウル/ファンク/ヒップホップ/ゴスペルなどを融合した、当時としては革新的なサウンドとなっています。
今となってはこの手の融合は割と当たり前になっていますが。。。
全編クールで、グルーヴの凄く心地よくていいのですが、何よりも、ロイ・ハーグローヴの作るメロディやホーンのフレーズがいちいちカッコ良すぎです!
あの歴史的名盤、D’Angelo(ディアンジェロ)の『Voodoo』のホーンアレンジも、彼が全て担当しています。
Q-Tip(Q・ティップ)、Erykah Badu(エリカ・バドゥ)参加の“Poetry”
ちなみにベースはMeshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)。
Common(コモン)をフィーチャーしたナンバー。その名も“Common Free Style”
D’Angelo(ディアンジェロ)をフィーチャーした“I’ll Stay”
Funkadelic(ファンカデリック)のカバーのようです。
ジャズ・トランペットの名手が作る、軽快なグルーヴとクールなファンクサウンドは必聴です!