孤高のミュージシャン、Me’Shell Ndegéocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)の2ndアルバム『Peace Beyond Passion』を紹介します!
1996年発売。
デビューアルバム『Plantation Lullabies』のようなファンク・ネオソウル路線ですが、さらに「生音」にこだわったサウンド、洗練されたグルーヴが印象的です!
細かいディテールまでよく作り込んであるので、聴けば聴く程良さが分かってくるタイプのアルバムですね!
“Make Me Wanna Holler”
これぞMe’Shell Ndegéocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)のベースプレイですね!
元ネタはきっとMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の“Inner City Blues”でしょう。
“Ecclesiastes: Free My Heart”
Allen Cato(アレン・ケイトー)のディストーションギターが最高です!
“Leviticus: Faggot”
Me’Shell Ndegéocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)のベースもキャッチーで素晴らしいですが、何よりもWah Wah Watson(ワー・ワー・ワトソン)のワウギターが最高ですね!
“Stay”
グルーヴさせるのに必要な要素が、このイントロに全て詰まっています!
このイントロのようにリズムを感じればグルーヴ出来ると思います。
もう20年近く前のアルバムになりますが、未だに色褪せないサウンドです!
この完成されたサウンドですから、次はどんなアルバムかと思いきや、次回作が『Bitter』ですからね。。。
ものすごい才能です。
その後もどんどん作風が変わっていきますが、全て素晴らしい作品です。