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目からウロコ!楽器にも「子音」と「母音」がある!

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人は言葉を話す時、特に意識はしていませんが、「子音」と「母音」を使っています。
歌を歌うときも、もちろん「子音」と「母音」を使っていますよね。

では、楽器演奏者の方に質問です。

楽器を演奏する時、「子音」と「母音」を使っていますか?

多くの人が、「?」となるのではないでしょうか?
まず、言っている意味が分からないと。
音は言葉じゃないのに、「子音」も「母音」も無いだろうと。

しかし実は、楽器の音にもちゃんと「子音」と「母音」があるんです!
分かりやすく説明しますね。
 



聴こえてくる音は、無意識に“言語化”されている
まず、なぜ単なる音に、「子音」と「母音」があるのか、そう考えられる根拠を説明します。

相手に曲のメロディなどを伝える時、「ラララー」や「トゥートゥートゥー」、「ピロロロ」など、何らかの言葉を当てはめますよね?
メロディの無いドラムのリズムを伝えるときも、「ズンッチャズッズッチャ」など、言葉を当てはめていると思います。

これって、もう既に言語じゃないですか?
つまり、「子音」と「母音」が存在するという事です。
「ラララー」なら、「L」が「子音」、「A」が「母音」です。

こういう風に、音を聴くときも、人は無意識に“言語化”していると考えられます。

無意識に“言語化”して演奏している
そして音を聴く時に無意識に“言語化”していると考える事が出来るのならば、演奏される音も、あらかじめ無意識に“言語化”されていると考えるのが妥当です。

「ラララー」という音を出そう考えて、「ラララー」という音を出す為に体が動いている訳です。
そして考える際には、無意識に「ラララー」という“言語”を使っているのです。

また、そこで使用される“言語”には、人それぞれ特徴があり、それが音の特徴の一因となっているとも考えられます。

“言語化”のベースは“母国語”や“常用語”
音を無意識に“言語化”しているのだとすれば、やはりそこには普段使用している言語の特徴が色濃く反映されるはずです。
日本人ならば、きっとベースは日本語です。
アメリカ人やイギリス人ならば、ベースは英語でしょう。

「ラララー」と感じるか、「lalala-」と感じるかの違いです。
文字にすると少しピンとこないかもしれないですが、実際ドラムのリズムパターンなどを口で伝えるときの言い回しなどは、明らかに違います。

重要なのは、日本語は「母音」が強く、英語は「子音」が強いという事です。

常々、日本のミュージシャンと海外のミュージシャンが「何かが違う」と思っている方も多いのではないでしょうか?僕もそうで、海外のミュージシャンとは何が違うのか、いつも考えています。

単純に音楽の歴史の差、教育の差、土壌の差などもあるかもしれませんが、どうもそれだけでは無さそうです。
単純なレベルの差だけではない、遺伝子レベル、文化レベルでの根本的な違いがあるように思われます。
それを解く鍵が、「子音」と「母音」なのかも知れません!

ひょっとしたら、過去に語ってきた【グルーヴ】についても、認識を改めるべきところが出てくるかも知れません。
現在、楽器の「子音」と「母音」については仲間と研究中です。
今後、このテーマについて研究が進み次第、語っていきたいと思います!

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この記事を書いた人
Yusuke Shogase

1983年7月生まれ。
高知県民。
サラリーマンで1児の父。
当ブログ『ジャム・セッションin高知』の管理人。
高知市にて毎月1回ジャム・セッションを主催している。

【音楽活動】
エレキベース・ウッドベース(得意:R&B/Soul/Funk/HipHop 勉強中:Jazz)
Soul/R&B系のバンド「Soul Hood」ベース担当。
エレキベース出張レッスンもします。

【ライフワーク】
個人投資家(⇒2級ファイナンシャルプランニング技能士/AFP/四分の一天引き貯金/アセットアロケーション投資/中長期トレーダー)

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