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【名盤紹介】Jason Moran(ジェイソン・モラン)/ 『All Rise: a Joyful Elegy for F』 アレンジが秀逸なFats Waller(ファッツ・ウォーラー)のトリビュートアルバム

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ジャズピアニストJason Moran(ジェイソン・モラン)による、Fats Waller(ファッツ・ウォーラー)のトリビュートアルバム 『All Rise: a Joyful Elegy for F』を紹介します!

このアルバムは、孤高の天才ベーシスト/シンガーソングライター/マルチインストゥルメンタリストのMe’shell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)と、Blue Note社長/ベーシストのDon Was(ドン・ウォズ)による共同プロデュースです。

ブルーノートレコードからの9枚目のアルバムで2014年に発売されました。

このアルバムの魅力は、何と言ってもそのアレンジです。 



“Ain’t Misbehavin’”
メインボーカルはMe’shell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)です。

Jason Moran(ジェイソン・モラン)/ Pf.
Charles Haynes(チャールズ・ヘインズ)/ Dr. 
Tarus Mateen(タラス・マティーン)/ Ba.
Leron Thomas(レロン・トーマス)/ Tp.
Josh Roseman(ジョッシュ・ローズマン)/ Tb.
Lisa E. Harris(リサ・E・ハリス)/ Vo.
Meshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)/ Vo.

元ネタはこちら↓

大胆なアレンジですよね!
一瞬聴いただけでは、原曲が分からない。
ずっと聴いていると、「あれ?もしかしてあの曲が元ネタか?」みたいに分かる感じです。
こういうアレンジって、ある意味ヒップホップトラックの元ネタの感じに似てますよね。

構えずに聴けて、元ネタを知らなくてもめちゃくちゃ楽しめるアルバムです!
さらに、何度も聴くうちに新しい発見も出来るくらい退屈しないです。
Jason Moran(ジェイソン・モラン)自身のジャズプレイも素晴らしいですが、それよりも僕の楽しみ方は、全体のセンス溢れるアンサンブルや音楽性を堪能するアルバムって感じですね!

あまり有名なアルバムではないですが、ジャズ好き、ソウル/R&B好き、ヒップホップ好きには超おすすめですよ!実はベースがめちゃカッコイイので、ベーシストは聴くべしです!

【曲目リスト】

1. Put Your Hands On It
2. Ain’t Misbehavin’
3. Yacht Club Swing
4. Lulu’s Back In Town
5. Two Sleepy People
6. The Joint Is Jumpin’
7. Honeysuckle Rose
8. Ain’t Nobody’s Business
9. Fats Elegy
10. Handful Of Keys
11. Jitterbug Waltz
12. Sheik Of Araby / I Found a New Baby 

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