ニューヨークを拠点に活動し、Brad Mehldau(ブラッド・メルドー)やEsperanza Spalding(エスペランサ・スポルディング)、Taylor Eigsti (テイラー・アイグスティ)などと共演し、その高い才能を評価されているクラシック/ジャズギタリストでシンガーソングライターのBecca Stevens(ベッカ・スティーヴンス) によるバンド、Becca Stevens Band(ベッカ・スティーヴンス・バンド)のアルバム『Weightless』を紹介します!
ぱっと聴いた感じはカントリー/フォークやアイリッシュ風な音楽かと思うのですが、根底にジャズやクラシックがあるため、何度も聴いていると、そのサウンドの複雑さと巧みなコーラスワーク、美しいハーモニーにハマってしまいます。
伝統的な音楽のような雰囲気ですが、非常に新しい音楽ですので、最近のジャズが好きな人は要チェックですよ!
“Weightless”
アルバムタイトル曲のMVです。
“Traveler’s Blessing”
美しいハーモニー。
“I’ll Notice”
ウクレレでこんな複雑なコードの感じを出せるあたり、ジャズの素養が感じられますね!
個人的にお気に入りの曲です。
ちなみに、Becca Stevens(ベッカ・スティーヴンス)がジャケットで持っている楽器は、南米フォルクローレで使われる弦楽器、「Charango(チャランゴ)」というものらしいです!
チャランゴ
はこんな楽器みたいです。
10弦のギターのような楽器ですね。
ギターよりも高音部が高く、哀愁を帯びた音色なんだそうです。
【メンバー】
Becca Stevens(ベッカ・スティーヴンス)/ Vo. / Gt. / Charango / Ukulele
Liam Robinson(リアム・ロビンソン)/ Accordion / Pf. / Vo.
Chris Tordini(クリス・トルディーニ) / Ba. / Vo
Jordan Perlson(ジョーダン・パールソン) / Dr. / Perc.
【曲目リスト】
一部では、Robert Glasper(ロバート・グラスパー)の『Black Radio』並の重要作とも言われているようです。
ジャズ目線でなくとも、単純に美しい声とハーモニーを聴くだけでもきっと純粋に心地よく浸れるアルバムです!