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ジャム・セッションを、日常会話に置き換えてイメージしてみよう!

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ジャム・セッションは、音を使ったコミュニケーションです。
でも、セッションでうまくコミュニケーション出来ないと感じている方、いませんか?

そういう場合、普段言葉でのコミュニケーションではどうなんだろう、と考えてみることをオススメします!
僕たちは、言葉でのコミュニケーションはとても上手ですよね!
なんの苦も無く、数人で集まって会話が成立します。

ただ、会話でも、コミュニケーション上手な人とそうでない人、いますよね?
その違い、言葉も音楽も一緒なんです!

セッションでうまく音のコミュニケーションが出来るようになりたい場合、上手にコミュニケーション出来る話し方をイメージしてみましょう!

以下の3点に注意してみて下さい!

聞き手に合わせた言葉を使う

あなたの会話の相手は学者ですか?

セッションでアドリブで、となると、より複雑なフレーズ、より難解なリズム、などを披露しようとなりがちです。

しかし、日常会話で考えてみて下さい。

自分に分からない難解な言葉で話されても、楽しくないですよね?
例えば横文字ばかりのビジネス用語だったり、専門的な医学用語だったり。

言葉も音楽も、もちろん上級者同士ならばより複雑で高度な言葉を使うことで相乗効果が得られますが、小学生や音楽初心者にそれをしても、相手はついて来れません。

相手に合わせた音やリズムを選ぶことが出来る人が、真の上級者と言えるでしょう!

 

相手に伝わるように話す

適切な音量で

相手に聞こえない音量で話しても、聞こえないですよね。
また、がなり散らすような大きな声でしゃべっても、話の内容は頭に入ってきません。

言葉によるコミュニケーションでは当たり前の事ですが、音楽となるとなかなかそこに気を遣えてないケースも良く見られます。

勝賀瀬
勝賀瀬

初心者で自信がないって場合でも、勇気を出して相手に聴こえる程度の音量は出してみましょう!

難解な早口言葉を噛まずに喋れても。。。

会話の中で、脈略もなく急に「坊主が屏風に坊主の絵を上手に書いた×3」みたいな事言い始められると、ドン引きしますよね。
少なくともその会話は楽しくないです。

セッションでも同じことが言えます。
超絶スピードの速弾きで、指板にかぶりついて、自分の世界に入り込んで、運指練習のような無味乾燥な反復フレーズを演奏しだしたら、そのギタリストとはもうセッションしたくないですよね?

まあこれはかなり極端な例でしたが、実際、自分の演奏を上手に出来ることが至上命題であるかのようなスタイルは、セッションを盛り上げるためには逆効果です。

 

本当に伝えたい核の部分はシンプルかつ少ない語数で

喋りのプロである芸人さんやコメンテイターって、印象に残る短いフレーズを「バン!」と出して来ますよね。
しかも、その言葉って、みんなが分かるような簡単で分かりやすい言葉だったりします。

音楽でも一緒で、印象に残るサビのメロディーやリズムって、かなりシンプルです。

勝賀瀬
勝賀瀬

複雑なフレーズの面白さもありますが、アドリブの核の部分は、シンプルかつ少ない音数にしてみると、アドリブソロ全体がグッと引き締まると思います!

 

相手の反応をみて、聞き手にも回って

会話の相手は楽しそうですか?

相手の目を見て会話する。
相手の反応を見ながら会話する。

日常会話では、当たり前に出来ていることですよね。
しかし、セッションになると、なかなか出来ないものです。
ふと気づくと、楽譜にかぶりつきになっていたり、自分の世界に入ってしまっていたり。

自分の話ばかりしてませんか?

自分の話ばかりする上司や友達、いますよね。
通常、そのような人は嫌がられ、無視されたり、適当にあしらわれます。

セッションでも、ソロがやたら長かったり、ソロの順番ではないときにソロの邪魔をするぐらい主張したり。
真の上級者は、ソロの邪魔せず、ソロをさらに良くするように絡んでいきます!

勝賀瀬
勝賀瀬

セッションも会話も一人ではできないもの。
相手が楽しい気分になるよう、気を遣いましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?

会話とセッションって、とても共通点が多いですよね!
では、会話で出来てセッションで出来ない理由ってなんでしょう?

おそらく、言葉を使う頻度と、音楽を使う頻度の差だと思います!
言葉は、生まれた時から当たり前のように周りにあり、息をするのと同じくらい自然に使い、みんな言葉の中で生活しています。
それと同じように、普段から音楽を身近に感じ、使っていきたいですね!

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