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【グルーヴ考察】その5「On The ONE」

On The One
この記事は約4分で読めます。

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今回もまずはおさらい。

「グルーヴ」させるためのキーワードは、
「体内メトロノーム」 

「タメと瞬発力」 

「On The ONE」 

「リズムずらし」
です。

「体内メトロノーム」が身に付き、「タメと瞬発力」でリズムを自由にコントロール出来るようになったら、あとはあなたの音楽そのものをグルーヴさせていきましょう。

この段階で、「バックビートをレイドバックさせる」だとか、「もたった感じで演奏する」だとか、「つっこんだ感じで演奏する」というような事は、自在に操れる事が前提です。
演奏がそのように出来ているかというよりも、体がそのように動いているか、が重要です。

ファンクミュージックは現代における全てのブラックミュージックの祖です。
ファンクネスを感じられない音楽はブラックミュージックではないと言っても過言ではありません。

そんな、音楽を「グルーヴ」させ、ファンクネスを感じさせる為に一番大事なキーワードが、「On The One」です。

それでは早速、「On The One」というものがどういうものなのか、Bootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)の動画を見て下さい。

動画でBootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)が何度も口にしている「ONE」というのは、決して1拍目という意味ではありません。
このNina Simone(ニーナ・シモン)の動画では、4拍目の裏に「ONE」が来ています。


「ONE」というのは、リズムの帰結する地点とでも言えば良いのでしょうか。
動画を観ていただければ、ニュアンスがつかめたと思います。

ちなみにこの曲は、Nina Simone(ニーナ・シモン)の“Be My Husband”という曲です。

この「ONE」に常にリズムが帰結するように演奏を続ければ、音楽が「グルーヴ」します。 
「ONE」以外の部分は、ミスタッチしようがリズムが多少ずれようが「グルーヴ」します。
毎度毎度「ONE」の部分にしっかりとリズムを収束させる事こそが、「グルーヴ」を生み出すのです。

よく「グルーヴ」させる為に、細部までリズムをこだわってレイドバックさせたり、バンドで合わせたりしますが、そんな微調整をいくらしたところで、この「ONE」が意識出来ていない限り、あなたの音楽が「グルーヴ」することはありません。

細かい演奏がずれても良いという分かりやすい例があります。
James Brown(ジェームス・ブラウン)バンドの一時代を支え、最もサンプリングされているドラマー、Clyde Stubblefield(クライド・スタブルフィールド) とJohn “Jabo” Starks(ジョン・ジャボ・スタークス)の動画をどうぞ!


こちらの動画は、二人のドラム教則ビデオの一部です。
このビデオの素晴らしさは、【グルーヴ考察】「Clyde Stubblefield(クライド・スタブルフィールド)とJohn Jab’o Starks(ジョン・ジャボ・スタークス)から学ぶ」で記事にしていますので参考にして下さい。

動画の内容に話を戻します。

Clyde Stubblefield(クライド・スタブルフィールド) とJohn “Jabo” Starks(ジョン・ジャボ・スタークス)のドラムプレイを観てもらえば、感じてもらえば分かるように、途中で細かい音のズレはたくさんありますが、聴いていると自然と体がノってきますよね?

合わさなくてはならない「ONE」の部分でさえ、音の縦の線はずれていて構わないのです。
「ONE」を感じる事、「ONE」で音符ではなくフィーリングを合わす事。それが一番重要なのです。
これが「On The ONE」です。

今までバックビートにばかり集中してグルーヴを意識していた人からしたら、目から鱗だと思います!
現に僕はまだ大学生の頃、ずっとバックビートのタイミングが重要なのだと考え、バックビートを合わす事だけを考えていましたので、非常に硬質な、焦ったようなファンクの演奏になっていました。
そもそも、そんなものはファンクではありませんでした。

しかし、「ONE」という捉え方を知ってからというもの、演奏がずいぶん自由になりました。
ファンクは実はかなりゆったりとした音楽なのだと、体で理解する事が出来ました。

「体内メトロノーム」が養われ、「タメと瞬発力」によって自由に、「One Tne ONE」で演奏すれば、「グルーヴ」させる事は容易いですし、それが出来た瞬間に音楽はとても自由になるのです。

是非ともこの感覚を身につけて、より自由に演奏して下さい!

次回は、上級編「リズムずらし」です。
【グルーヴ考察】その1「グルーヴとは、なにか」

【グルーヴ考察】その2「グルーヴしている状態」

【グルーヴ考察】その3「体内メトロノーム」

【グルーヴ考察】その4「タメと瞬発力」

【グルーヴ考察】その5「On The ONE」

【グルーヴ考察】その6「リズムずらし」

【リズムとグルーヴ】記事一覧

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この記事を書いた人
Yusuke Shogase

1983年7月生まれ。
高知県民。
サラリーマンで1児の父。
当ブログ『ジャム・セッションin高知』の管理人。
高知市にて毎月1回ジャム・セッションを主催している。(※現在コロナの影響により休止中)

【音楽活動】
エレキベース・ウッドベース(得意:R&B/Soul/Funk/HipHop 勉強中:Jazz)
Soul/R&B系のバンド「Soul Hood」ベース担当。
エレキベース出張レッスンもします。

【ライフワーク】
個人投資家(⇒2級ファイナンシャルプランニング技能士/AFP/四分の一天引き貯金/アセットアロケーション投資/中長期トレーダー)

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