Soul / R&B / HipHopのミュージシャンに、好きなアルバムTop5を聞くと、必ず出てくるであろう名盤中の名盤が、D’Angelo(ディアンジェロ)の『Voodoo
』です。
『Voodoo
』は2000年にリリースされたアルバムで、D’Angelo(ディアンジェロ)の2作目です。
この作品のリリース後、14年も新作のリリースが途絶えた事もあり、伝説的なアルバムとなりました。
1. PLAYA PLAYA
“Untitled (How Does It Feel)”
“Left & Right”
“Send It On”
※動画はライブです。
ドラムのQuestlove(クエスト・ラブ)、ベースのPino Palladino(ピノ・パラディーノ)、トランペットのRoy Hargrove(ロイ・ハーグローヴ)。そしてD’angelo(ディアンジェロ)が軸となるメンバーです。
このグルーヴは、彼らが数年にわたり、毎日のようにセッションを重ね、全て録音し、研究に研究を重ねた成果です。
聴いていると、最初は地味だと思うかもしれません。
しかし、アルバムを通して聴き終わった時、きっと「もう一回最初から」となるはずです!
そして、毎回聴くたびに新しい発見があり、何度も何度も繰り返し聴く事になるでしょう。
それくらい作り込まれています。
天才がその才能のあふれるままに録音したのでは無いです。
天才(本人は必ず否定するらしい)であるD’angelo(ディアンジェロ)が“穴ぐら”に閉じこもり、何重にも重なりうごめくようなコーラスを作り込み、素晴らしいプレイヤーたちが気の遠くなる時間セッションをし続けてグルーヴを作り込んだ結果の、まさに録音芸術作品なのです。
これを聴かずしてブラックミュージックを語る事は出来ないでしょう。
そういう歴史的な作品でもあります!
是非聴いてみて下さい!
出来ればCDを買い、出来るだけいい環境で。。。