常に他には無い独自の音楽を作りだす孤高の天才、Me’Shell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ) の5作目のアルバム『Comfort Woman』を紹介します!
このアルバムは2003年発売で、レゲエ/ダブの要素が強かったり、ジャズの片鱗が見えたりするアルバムです。
Allen Cato(アレン・ケイトー)、Oren Bloedow(オレン・ブロウドー)、Doyle Bramhall II(ドイル・ブラムホール・2世)、Chris Dave(クリス・デイヴ)が参加しています。
宇宙的なサウンドに、Chris Dave(クリス・デイヴ)のドラム、Allen Cato(アレン・ケイトー)のディストーションギターが最高にクールです。
“Andromeda & the Milky Way”
ドラムパターンがクールで面白いです!
しかし、このベース超カッコ良くないですか?!
“Body”
クール/ファンキーなカッティングギター!
そして、やっぱりベース!マジでカッコ良すぎですw
“Lilliquoi Moon”
アコースティックなバラードかと思いきや、後半からの盛り上がりがハンパないです!
ディストーションの唸るようなギタープレイに合わせて、バンド全体がどんどんグルーヴしていきます。
まさに“音で会話”していますよね!
“Fellowship”
レゲエの曲なんですが、レゲエってこんなにクールになるのか!ってくらいクール。
これをChris Dave(クリス・デイヴ)が叩いていると想像しただけでも、興奮してきますね!
深〜いリバーブのスネアが最高です。
あと、やっぱりベースがカッコ良すぎです!
【曲目リスト】
個人的に大好きなアルバムです!
ブラックミュージックが好きでこのアルバムを知らない人は、きっと損していると思います!
どの曲もそれぞれ違いがありカッコいいですが、アルバム自体でひとつの作品としてコンセプトが統一されています。
1曲目の“Love Song #1”からダビーでスピリチュアルな音の世界に引き込まれ、ラストの曲“Thankful”が終わってハッと我に返る感じです。そして、細かいフレーズなどを聴くと、またそれはそれでたくさんの発見があり、飽きないです。
ベースの低音など、全体的に音がめちゃくちゃいいので、電源などにこだわって、是非ともいい環境で聴いて頂きたいものです!